青汁はやっぱりまずい?今では栄養価はそのまま美味しくなった青汁もある!

青汁というと、味がまずいため罰ゲームなどに使われているイメージがあります。確かにものによっては味がまずく感じられる場合もあります。しかし最近では様々な工夫により、飲みやすく美味しく加工されている場合も少なくありません。

青汁がまずい理由は原材料にあった

苦味のある野菜を搾っているため独特の風味が残る

そもそも青汁は緑黄色野菜をまるごとすりつぶして作られます。そのため原材料に含まれる栄養素をそのまま取り入れることができるのです。

しかし原材料となる野菜によっては、独特の苦みや青臭さなどを含んでいる場合もあります。青汁の場合、原材料をそのまますりつぶして作られるため、独特の味を生み出す成分もそのまま入ってしまいます。

そして青汁が不味いと感じられる理由も原材料にあると言えます。青汁で使われる原材料の中には、栄養価は高いものの苦みや青臭さが強いため、通常は食用にしないものもあります。

メモ
本来は食用にしないほど不味い野菜をそのまますりつぶして作られるため、青汁そのものも不味く感じられるようになってしまうのです。

ケール入りは苦いものが多い

ここがポイント!
青汁を飲んでまずいと感じられるのは、独特の苦みや青臭さがあるからです。そしてその味を生み出す大きな原因がケールにあります。

ケールは「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれる葉物野菜で、豊富な栄養素を含んでいます。そのため青汁の主原料として使われることが多い野菜となっています。

ケールに含まれる栄養素
ビタミン・メラトニン・カロチン・ルテイン等

一方ケールの欠点としては、えぐみと青臭さがとても強いことが挙げられます。この青臭さがまずいといった食感を生み出します。

ケールについてはこちらで詳しく紹介しています。→重要な栄養素がたっぷり!青汁に入っているケールはどんな野菜なのか徹底解明!

というのも、キャベツなどの野菜は食べやすくなるよう加工されてできた野菜ですが、ケールは野生植物の頃の特徴を多く残した野菜だからです。

しかしあまりにも美味しくないため、豊富な栄養素を含んでいるにもかかわらず食用として食べられることはほとんどありません。

青汁の原料には様々なものがあります。その中でもケールは特に青臭さやえぐみが強いため、ケールを使った青汁はどうしても苦いものが多くなってしまうのです。

まずいだけに栄養価は折り紙付き

「緑黄色野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が高い一方で、苦みや青臭さが強いケールを使った青汁は、どうしても独特の味が残ってしまうためまずいと感じられます。

また、ケールと同様に青汁に使われやすい原材料として明日葉が挙げられます。明日葉にはビタミンB群やカリウムが豊富に含まれていることが知られています。

メモ
さらに明日葉には、独自に含まれるポリフェノールであるカルコンと呼ばれる成分があります。このカルコンには血流を良くする効果が期待できます。

このように明日葉も栄養価は高いのですが、独特の香りと苦みがあります。そのため明日葉を使っている青汁の場合も苦みが感じられて、まずいといった風味が出てしまうのです。

ケールと明日葉の栄養と特徴

種類 主な成分 特徴
ケール ビタミンA・葉酸・カルシウム・β-カロテン・カリウム・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンKなど 温かい地域なら一年中栽培が可能。緑黄色野菜の中でもビタミンの含有量がトップクラスを誇る。栄養価の高さは折り紙つきだが、青汁になるとまずい印象が強い。
明日葉 カリウム・ナトリウム・ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・鉄分・β-カロテン・リン・ナイアシンなど 1メートルの高さにまで成長する生命力溢れる野菜。独特の風味があるため、そのままで食べる場合は炒め物や天ぷらなど、クセを感じないような調理方法で食べることが多い。

青汁の中にはどうしても苦みや青臭さが強く残り、まずいものがあります。けれどもそれは、ケールや明日葉の豊富な成分がそのまま入っていることを示すので、栄養価の高さも保証されたことになります。

まずいだけじゃない、おいしくなった青汁

最近の青汁は味もおいしいものが多くなっている

野菜に含まれる豊富な栄養素を凝縮した青汁ですが、やはり不味いものよりもおいしいものの方が飲みやすいのが現実です。そこで最近では、青汁が美味しく飲めるよう味付けに工夫されたものも増えています。

たとえば同じ苦みが感じられるものでも、抹茶や緑茶の苦みは受け入れられる方が多いです。そのため青汁に抹茶や緑茶の葉を混ぜることにより、青汁独特のまずいといった青臭さや苦みを消し去ることができます。

また、マンゴーやリンゴといったフルーツエキスや、蜂蜜やオリゴ糖など、甘味を加えることで苦みを抑えることも可能になっています。

青汁商品もフルーツに特化したものや、オリゴ糖を前面にアピールした商品があり、青汁に興味を持つユーザーを惹きつけています。

また、同じ原材料を使用していても、原料の育て方によって味は大きく変化します。現在では収穫の時期や土の質を研究することにより、苦みの原因となる成分を抑えることが可能になってきています。

ここがポイント!
原材料そのものも苦みが少なくなってきていることから、青汁に苦みが出ることが少なくなってきているのです。

そのため口コミやレビューなどにも「まずいと思っていたけど、意外とおいしかった」「苦味は感じたが飲めないというほどでもなかった」など、好意的な意見が寄せられています。

原材料が豊富になり、味のバリエーションが増えた

青汁が美味しくなった理由として、原材料の種類が増えたことが挙げられます。抹茶・緑茶・フルーツエキス・甘味料を使用することで、葉物野菜独特の青臭さや苦みといった、まずいと言われる元を抑えることができます。

また、味にバリエーションも生まれるようになり、さらに主原料となる葉物野菜も使われる種類が増えました。以前は豊富な栄養素を含む一方で、苦みや青臭さも強いケールや明日葉が主に使われるのが一般的でした。

しかし、現在ではケールや明日葉以外にも、下記のようにあまりクセがない野菜が使われることがあります。

青汁の原材料
  • 大麦若葉
  • 桑の葉
  • クマザサなど
これらの葉は味にくせがなく、苦みも少ないです。まずいといったこともないため、現在では大麦若葉・桑の葉・クマザサを主原料として使うことが多い他、ケールや明日葉の苦みをまろやかにするために混ぜられることも少なくありません。

改良されたと言っても苦味は残る

青汁は飲みやすくなるよう、まずいといった印象を打ち砕こうと様々な工夫がなされてきました。

例えば緑茶・抹茶・フルーツエキス・甘味料などを混ぜることで苦みや青臭さを感じにくくさせたり、クセの比較的少ない大麦若葉・桑の葉・クマザサといった葉を主原料に使うなどです。

また、原料そのものも育て方に工夫をすることで、苦み成分を抑えることができるようになっています。これらの工夫によって、青汁独特の苦みや青臭さは軽減され、まずいだけでなく美味しいものになってきました。

メモ
しかし飲みやすくなったからからといって、完全に苦みや青臭さが消えてしまったわけではありません。

青汁は原材料をすりつぶして作られるため、どうしても原材料が本来持つ苦み成分は少なからず入ってしまいます。そのため、どうしても苦みや青臭さを完全に消し去るというのは難しいのが現状です。

美味しくなってはいますが、あくまでも苦みや青臭さを感じにくくなっているというだけなので、苦みや青臭さが苦手な方や感じやすい方は、どうしても苦みや青臭さをとらえてまずいといった印象を抱いてしまう可能性があります。

青汁を手作りする場合における注意点

青汁の手作りはなるべく避けよう

青汁は市販でも売られていますが、手作りもできます。青汁は手作りすれば、自分の好きな野菜や果物を自由にブレンドすることが可能です。

そのため、より自分好みの青汁を作ることができるかもしれません。けれども青汁の手作りはできるだけ避けるのがおすすめです。

市販されている青汁の場合は、まずい側面をなくして飲みやすさや栄養価などを考えながら原材料の配合を調節し、加工しています。また、大量に作るため価格も抑えることが可能です。

メモ
一方、手作りの場合は自分で原材料の配合を決めなければいけません。加工もされないため原材料の味が直接伝わります。

原材料の種類や配合を間違えるとまずいものができあがってしまい、さらに手作りの場合は日持ちもしないので、こまめに作らなければなりません。

手作りの青汁は想像以上に難しい

青汁は野菜をよく洗い、ミキサーやジューサーでペースト状になるまで砕いて混ぜ合わせたら出来上がります。そのため、作ること自体は簡単にできるのですが、美味しい青汁を作るとなると話が変わってきます。

まずい印象がある市販されている青汁は、栄養価や味などを考えて様々な野菜を配合しています。同じ原材料を使っていても、配合の割合によって味や栄養価は大きく変わります。

そのため市販されている青汁は、最もベストだと思う配合を常に一定に保ったまま製造しているのです。

一方、手作りの場合は自分で野菜の配合を考えなければなりません。そのためまずい青汁にならないように、自分が求める味を自分で見つけていかなければならないのです。

また、手作りの場合は原材料をただペースト状にしたものになります。そのため、野菜本来が持つ味が凝縮され、市販のものより味が伝わりやすくなってしまいます。ですから自分で美味しい青汁を作るのはとても難しいことだと言えます。
ここがポイント!
このように手作りの場合だと、まずいと感じる割合が市販品よりも強くあらわれるかもしれません。

さらに台風の影響や気象によって、野菜や果物が高騰することもあります。青汁は毎日飲んでこそ効果が高まる健康食品ですので、様々な理由により手作りは厳しい印象があると言えます。

市販のものよりも価格面も栄養面も劣ってしまう

手作りの青汁をおススメできない理由は、まずい印象が強くなるからだけではなく、価格面も栄養面も市販のものより劣ってしまうことが挙げられます。

青汁で主に使用される原材料
ケール・明日葉・大麦若葉・桑の葉・クマザサなど

これらの青汁の原料はどれも普段の食生活ではほとんど使われないため、スーパーなどで売られていることはほとんどありません。そのため、どうしてもスーパーで売られている、キャベツ・パセリ・小松菜・しそなどで代用するしかありません。

けれども食用として使われる野菜は、まずい食感をなくして食べやすくする過程で、栄養価が野生の植物に比べて少なくなっています。つまり、ケールや明日葉といった野生植物に近い野菜に比べて、食べやすくなっている一方で栄養価が低下しているものも多いのです。

また、時期にもよりますが、青汁を市販のものと同等の栄養を得ようとすると、その分多くの野菜を必要とします。するとどうしても価格は高くなってしまいます。

メモ
さらに市販のものと比べて手作りのものは日持ちもしないため、コストも市販のものに比べて高くなってしまうでしょう。

まずいといっても青汁の栄養価は取り入れるべき

青汁はあくまでも栄養補給が目的

緑黄色野菜の場合、豊富な栄養素を含んでいる一方、成分によっては熱などで失われてしまうものも少なくありません。

一度にたくさんの緑黄色野菜を摂ることはとても大変です。一方、青汁は緑黄色野菜をそのまますりつぶして作られるため、まずいという風味を感じることはありますが、栄養素が損なわれることがあまりありません。

さて、飲み物を飲む理由は人によって様々ですが、青汁の場合はあくまでも栄養補給が主な目的となります。

青汁は気軽に、かつ効率よく様々な栄養素を補給することができます。そのため、作る側も1杯の青汁から豊富な栄養素を摂ることができるよう、原材料を選んでいるのです。

ここがポイント!
その原料を選定する段階において、栄養は豊富に含むがあまりおいしくない、まずいといった野菜が原材料に含まれることも少なくありません。

まずは手軽に飲める市販品を試してみよう

青汁はまずいという印象がありますが、今まで紹介してきたように様々な改良がなされて飲みやすくなった商品がたくさんあります。

しかし各メーカーが改良に工夫を重ねた結果、種類が豊富になりすぎてどれを選んだらいいのか分からないといった意見をよく聞きます。確かに選ぶ基準をしっかり持っておかないと迷うこともあるでしょう。

自分に合う青汁を選ぶポイントをいくつか絞ってから選んでいくと、スムーズに購入することができます。

飲みやすさを重視する
まずい青汁は避けたい、味にこだわりたいということでしたら抹茶風味やフルーツを配合した青汁が飲みやすくなっています。
金額を重視する
各メーカーが行っている、お試しやサンプル商品を何度も試すといった購入方法もありだと言えます。
栄養価を重視する
とにかく豊富な栄養を摂りたいというのであれば、まずい印象がありますがケールの青汁がおすすめです。

このように選ぶポイントの焦点をどこに当てるかということを考えると、自然と自分に合う青汁商品に出会えるでしょう。